お米成長日記④(草刈り)
投稿日:2022年06月20日こんにちは!
田植えをした苗は元気に育っています。
田植えが終わり、これからは田んぼの管理です。
田んぼの管理とは、主に田んぼの水の量や草刈り作業です。
稲を育てるためには、水が必要不可欠です。
なぜ草刈りが重要なのか、実は草刈りをしないとおいしいお米ができないのです。
日本は高温多湿のため、すぐに雑草が生えてきます。
田んぼの周囲を畦(あぜ)といいます。
その畦には雑草が生えます。
その畦の部分は、一見関係がないように思いますが、畦の雑草が草刈りしないと雑草の丈が伸び、田んぼの水や養分を横取りします。
また、雑草の丈が伸びると、日光がさえぎることや風通しを悪くすること、そして病害虫の発生源となるのです。
稲の主な病気には、いもち病があります。
害虫は、植物への被害の与え方によって大きく2グループあり、植物の養分の汁を吸う吸汁性害虫(きゅうじゅうせいがいちゅう)、植物の葉っぱや茎、根っこを食べて穴を空けたり食い切ったりする食害性害虫(しょくがいせいがいちゅう)です。
ちなみに、バッタの仲間であるイナゴは、幼虫は植え付け直後の苗を食べ、成虫は稲の葉を食べる食害性害虫として、農家さんを悩ましています。
このように、雑草の草刈りをしないことで、稲は大きく美味しく育ちません。
これから、稲を収穫するまでの間、水の管理だけでなく、草刈りにも力を入れながら、美味しい稲の収穫に向けて頑張っていきたいと思います。