お米の成長日記⑪(籾すり~精米)

投稿日:2022年10月20日

こんにちは。

10月も折り返し、だんだん寒くなってきましたね。

新米を皆様食べられたでしょうか?

お米には、たくさんの種類があります。

お米によって、旨みやもっちり感などちがう部分があります。

新米が販売しているこの季節に、いろんなお米を食べて、お気に入りのお米を発見してください。

今回、収穫してから食べるお米になるまで、どのような過程になるのか知っていますか?

収穫した籾は、乾燥機で籾を乾燥させます。

乾燥させると、熱くなっているため、乾燥から1週間程おいて、冷ましてから籾すり(もみすり)を行います。籾すりの過程で砕けたり割れたりしたくず米を選別して取り除き、品質の良い玄米を米袋に詰め、お店に出荷したり、精米(せいまい)をします。

籾すりをするには、籾摺り機を使用します。

籾すり機を使用すると、もみ殻を取り除き、玄米になります。

玄米でもお米を焚き、食べることもできます。

玄米は糠層で覆われています。この玄米から、糠(ぬか)と胚芽(はいが)を取り除く作業が精米です。精米は消化吸収、食味を良くするために行うもので、普段私たちが口にしているお米は、精米後のものです。

精米直後のお米が一番おいしく、時間が経つにつれて味が低下します。
原因の一つは糠層や胚芽に約20%含まれる脂肪分が酸化して脂肪酸になるためだと言われています。一度に多く精米せず、少しずつ精米するのが理想的です。また、白米は酸化が早いので、ビニール袋に入れて密封しておくことがおいしく食べるコツです。

精米した直後のお米は本当においしいです。特に新米となるとさらに美味しいです。

食べてみてください。