お米成長日記⑤(溝切り)

投稿日:2022年07月10日

こんにちは!

暑い日が続きますが、草刈りを引続きしています。

 

今回は、田んぼの水を管理する中で大切な溝切り⁽みぞきり⁾をしました。

溝切りとは、田んぼに溝を切って田んぼに水路ができることで、排水・冠水⁽かんすい⁾がしやすくなります。

また、田んぼからスムーズに排水したり、逆に干ばつの時には素早く水を行きわたらせることもできます。

 

 

溝切りのやり方。

かつての溝切りは、ブロックや舟形の角材を人力で引っ張って行っていました。 泥の田んぼの中を引っ張って歩くため、かなりの重労働でした。

 

現在では手押し溝切り機エンジン付き手押し溝切り機の機器を使用して溝切りを行っています。

ただ、どちらも手押し溝切り機は、人が押す為、田んぼのぬかるみに足を取られることや上手く溝ができていないと、すぐに崩れてやり直しになることも・・・または後々に溝がなくなり、秋雨で田んぼがぬかるみになってしまうと、コンバインが埋まりやすくなります。

 

最近では、エンジン付き乗用溝切り機を使用して溝切りを行う人も多いです。

手押し溝切り機のように機械を押して歩く必要がなくなり、労力も時間も大幅に少なくなります。溝切り機に乗って走ると、深くしっかりとした溝ができます。

溝切りの最大の難点だった、田んぼを歩いて回る重労働がなくなり、格段に楽になりました。

ぜひ稲の観察とともに近くにある田んぼでどんなことがされているのか見てみてください。